ジャニーズだけじゃなかった！ブラック過ぎる芸能事務所のお金事情

日本中を騒がせたSMAPの解散騒動で、ジャニーズ事務所のブラックな面がクローズアップされた。

セクハラ、パワハラ、退社拒否、謝罪強要…
2016年が始まったばかりだというのに、すでに

ブラック企業大賞2016の大賞候補

の呼び声も高い。

世の中には様々なブラック企業、ブラック業界があるが、

芸能界がブラック度　ナンバー１なのでは？

といわれる理由をまとめてみた。

芸能界きってのブラック職

芸能界で過酷といわれる職業は数多くあるが、その中でも特に強烈なのが、

芸能人の専属運転手

仕事柄、芸能人のスケジュールにあわせて、早朝から深夜までお付き合いしなければならない。

飲み歩く芸能人の担当になった場合は、明け方まで車で待つ生活が待っている。
辞めると後任探しが非常に難しく、事務所関係者の悩みの種でもある。

運転手のお仕事で気になるのは、給料。

以前、求人情報サイトで公募した志村けんの運転手は

月給　１５～20万

ちなみに志村の運転手は、飲み出したら明け方まで待機だが、エアコンをかけたままでもOK。
業界内でも比較的、恵まれている方だ。

逆に薄給すぎて、1ヶ月で運転手が逃げ出したのは、

ダイノジの大地洋輔

エアギター世界大会優勝後に弟子を取り、運転手をさせていたが、

給料が1000円

だった。

時給じゃなくて、
日給が！！！

芸能界に、労働基準法や最低賃金が通用しないことがよく分かるエピソードだ。

また車という密室で接する上で、芸能人との相性もネックになる。

おおらかな芸能人ならラッキーだが、気に入らないと罵声を浴びせたり、座席の後ろからガンガン蹴ってくる芸能人もいる。

過酷な労働環境で人が続かないことが多いが、実はメリットもある。

後に芸能界デビューを果たした

お笑いコンビの「イワイガワ」は、2人とも運転手経験者。

岩井ジョニ男（右）はタモリの、井川修司（左）は浅田美代子の運転手をしていた。

岩井はタモリの元に何度も通いつめてやっと認められたが、井川は知り合いの紹介がきっかけだった。

業界で多いのが、「知り合いのツテ」。
他のスタッフの身内だったり、友達が紹介されることがよくある。

事務所としては、情報を漏らさない、身元がしっかりしている人間が適役なんだとか。

企業年金？いいえ、口止め料です

歌謡界の重鎮の運転手を定年まで勤め上げた男性は、今でも毎月事務所からの振込みがあると語る。

運転手という職業柄、

いつ、どこで、誰と会ったか？

秘密を沢山握っているからだ。

実は

スキャンダルの情報ソースは、
元運転手

は、「業界あるある」の1つだったりする。

企業年金ではないが、口止め料が毎月支払われる秘密って、一体？

タレントも低賃金

長時間労働の割りに低賃金なのは、スタッフだけではなかった。

新人だけでなく、第一線で活躍しているタレントでさえも低賃金で酷使されている。

その代表格が、

剛力彩芽

事務所お得意の「ゴリ推し」戦法で、様々なメディアに登場していたが、剛力が起用されていた理由は他にもあった。

それは

ギャラが安い！

剛力と同ランクの女優のドラマ1話の相場が

最低でも150万以上

しかし、剛力は

100万以下！！

プッシュしているように見えるが、実は安売りされていたのだ。

露出が多く、ヒットしていても、タレントの手元に渡っていないケースはよくあることだ。

仲介料をピンハネする事務所も沢山あるが、他にもギャラを安く上げる方法があった。
そのカラクリの1つが

月給制

魔の手は子役にも

月給制の犠牲になりやすいのが、

新人アイドルや子役

だろう。

特に子役はCMなどで火がつくと、ドラマや他のCM契約など追加の仕事が取りやすい。

ちなみに

CM1本のギャラは、
500～800万

と言われている。

1本でも取れれば、まとまった金額が入ってくるように思えるが、実際手元に入ってくるのは

20万程度

が相場。

例えば、「てんちむ」こと橋本甜歌。

超売れっ子子役だった当時の

年収が500万程度

だったことを明かした。

どうして、そんなことになっているのか？

多くの子役事務所は

月給制で契約しているケースが多い

からだ。

だから、どんなに売れようが子役には渡らない仕組みになっている。

活動時間が22時までと限られているため、スケジュールもパンパンに詰められ、学校にも行けず。夜遅くまで台詞を入れたり…。

その結果が20万では、報われない。

ちなみに、

子役の寿命は約2年

と言われている。

また子役オーディション開催の告知をよく目にするが、ここにもカネの匂いがプンプンしている。

まず、ぶっちゃけ誰でも受かるオーディションで受験料を徴収。

合格者は、

登録料、年会費、演技指導料など、10～30万円を要求

される。

その後も毎月のレッスン料や教材費などを徴収されるが、仕事が和回ってくるのはほんの一握りだ。

ゆえに、研修生のことを

事務所のお財布

と呼んでいるらしい。

事務所がサラ金斡旋

所属タレントに仕事を回し、手数料で設けるのが芸上事務所だが、とんでもない方法で利益をあげている事務所もある。

売れない若手芸人にノーギャラの仕事ばかりを斡旋する、ブラック事務所があった。

仕事の仲介料で儲けるのが事務所の本分なんで、
本当に「オファーの段階からノーギャラ」だったのかも怪しいが…

まず、ターゲットがアルバイトが入れれないくらい、ノーギャラ案件を詰め込んで、生活をひっ迫させる。

困って根を上げたところで、事務所はある業者を紹介する。

それは、

事務所系列のサラ金

しかも、高金利で有名。

事務所はその紹介料で儲けていた。

正直、ドン引きする話だが、実は

多くの芸人が所属している、超大手の事務所

での話だ。

以前から噂は流れていたが、ある所属芸人がブログで告白したことで、噂が本当だったことが発覚した。

今回は芸能事務所にまつわる、「お金」面のブラックな実情を紹介した。

次回は、枕営業やヤバすぎるバックについて紹介したいと思う。

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